ゼロアップリーディング

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ゼロとは？

私達はもともと完璧な存在として、この世に生まれてきています。
誕生して以来、どの瞬間も本当は完璧なのです。

例えば生まれたての赤ちゃんを見れば、よく分かります。
頑固なあかちゃんは、いません。
絶望感を持っているあかちゃんもいません。

おなかがすいたら、おぎゃーと泣いて、自分を表現します。
眠たくなったら、いつでもどこでも寝てしまいます。
これも自己の表現です。がまんしません。

あるがまま、そのまま　がゼロです。
ゼロとは何もないという意味ではなく、完璧であり完全という意味です。
不足しているものがないということです。　

　ネガティブ意識

ところが、

大部分の人は幼少期にお父さんやお母さんのいいところをもらうと同時に、悩みやネガティブな意識を受け取って生きていきます。

また、自分の自由な行動や言い分を否定されたことや拒否されたことによって、誤った認識や価値観を抱いてしまい、この経過からネガティブな感情を生み出していくこともあります。

これらの感情が潜在意識に入り込み、その後の人生において、「何となくイキイキしていない」とか「楽しくないなぁ」と感じてしまう原因となっていきます。

３才ぐらいまでに受け取ったネガティブな意識をその後の人生で、増幅してしまうと光り輝いていた本来の自分からどんどん遠ざかっていきます。

ゼロになるには

許す

「ごめんなさい」と自分を許すのです。
あなたが「こうしないといけない」と思っていると、人も「そうしないといけない。」と思ってしまう。
あなたが自分を許すことが、相手を許すことにつながります。
私たちはもともと「光」です。
愛を表現するためにこの世に生まれてきています。
愛を表現すると、人に「光」を与えられます。
自分を許すと、人に「光」を与えられるのです。

評価しない・判断しない・努力しない

人を評価する人は、必ず自分も評価してもらいたいと思っています。
「あの人はこういう人だ」「この人はあういう人だ」と評価するのはなぜなんでしょう？
「私たちはこうあるべきだ」「こうしないといけない」と思っているのは、すべて過去の記憶です。
「評価する」は「評価される」につながり、これは「恐怖」につながります。

頑張らない・今の自分にＯＫを！

今の自分はダメだから、明日はもっと頑張ろう　と考えるあなた。
明日はどうなっているでしょう？又、同じことを考えているでしょうね。
明日もあさっても、又その次の日も、来月も来年もと。たぶん死ぬまで。
終わりがないのです。きっと病気になるでしょうね。永遠に幸せな自分になれないです。

今日の自分を認めてあげて、今の自分でＯＫ、今の自分が幸せと感じることができれば、明日はもっと良い日になります。あさってはさらに幸せな自分、その次の日はもっといい日、どんどん幸せが積み重なってすばらしい日々が続きます。

頑張って、何かを手に入れる必要はないのです。
あなたに必要なことは、潜在意識にくっついた余計なゴミを捨てていくことです。
今まで、過ごしてきた人生でこころに染みついてしまった汚れを落とすことです。

生まれたときはもともと完璧です。

不足しているものは何もありません。
初めから足りているのです。
「足らない、足らない」と思っているから足らないのです。「足らない」と思っていることが、問題なのです。
「足らない」と思っている潜在意識のゴミを落とすだけで良いのです。

私たちは生まれた瞬間から、「足らない、足らない」と言われ続けてきました。
「なんでも１００点取らないといけない。」
「あの高校に入らないといけない。」
「いい会社に入らないといけない。」
外から知識を吸収して、がんばって、がんばって、吸収し尽くしたら、いい人間になれると言われ続けてきました。
これでは、永久になれないですね。病気になる原因となるだけです。
ここのところに気がつくと元氣になります。

人生は川下り

人生を登山にたとえることがよくありますよね。
１歩１歩険しい道のりを歩いていく。道は狭くて険しいけど、１歩１歩前に進んでいけば、確実に頂上にたどり着きます。
だけど、山の頂上は狭いので、わずかな人しかたどり着けません。前を歩く人を突き飛ばし、後ろから来る人を蹴落として、そうしないと自分のスペースがないのです。しんどくて苦しいけどがんばってがんばって、息も絶え絶えになりながら、頂上を目指すのです。なんだか、今の学校や会社にそっくりですよね。

あるとき、「人生は川下りですよ。」と教えてもらったことがありました。実にうまくて分かりやすい表現です。
私たちは小さな川に浮かんでいる木の葉のようなもの。流れにさからわずぷかぷか浮かんでいると、やがて支流からも同じように仲間が流れてくる。だんだん川幅は広くなっていき、仲間もさらに増えてきます。どんどん川幅は広くなって、最後にはとうとう大きくて広い海にたどり着きます。ここは広くて何とも自由な世界で大勢の仲間が集まっている楽しい場所です。

こう考えるだけで、こころが安らぎませんが？すばらしい表現です。